2011.6.1
630コンサート~充電の1時間~
鈴木理恵子(ヴァイオリン) 北村聡(バンドネオン)
報告:A・Y/司書/葛飾区在住
投稿日:2011.06.1
2時間ぐらいのじっくりと聞くコンサートも良いが、気軽に足を運べる630コンサートは、週の中ごろに程よい刺激を与えてくれる、元気の素になっている。
数年来のママ友から「次の630コンサートに行かない?」と誘われて、リーフレットを見たときから気になっていた私は「行く!」と即答し、久しぶりに貴重な充電の1時間を得ることとなった。当日は仕事を早めに切り上げ、家族用の夕食の準備を済ませて第一生命ホールへ。
バンドネオンってアコーディオンみたいな楽器だよね。タンゴとかでよく聞く?ぐらいの乏しい知識しかなかったが、初めて聞く組み合わせのデュオにワクワクしながら会場に着いた。現地で待ち合わせのママ友と合流し、大学生になったばかりのお互いの娘の近況を報告しあったり、高校生の息子が勉強しなくて困る、などといった話で盛り上がっているうちにコンサートが始まった。
真っ赤なドレスがステキなバイオリンの鈴木理恵子さんと、お洒落な雰囲気が今どきの若者っぽいバンドネオンの北村聡さん。
あの四角い箱がバンドネオン!ボタンがたくさんついており、そのボタンが螺鈿のように輝き宝石箱みたい。アコーディオンのように蛇腹を動かし音が出るのだが、音域はかなり広いとか。意外にもドイツで作られた楽器だそうだ。初めのバッハやヘンデルの曲を聞くと、なるほど教会のオルガンを連想させる。深みのあるバイオリンの響きとマッチして耳に心地よい。前半は、ヨーロッパの荘厳な教会の中にいるようだった。間にそれぞれのソロを挟み、後半はタンゴの曲。これはしばらくハマリそう...と思った通り、コンサート終了後にCDを購入し毎日夕食を作るときのBGMに。気分はもう『アルゼンチン』である(笑)。
2時間ぐらいのじっくりと聞くコンサートも良いが、気軽に足を運べる630コンサートは、週の中ごろに程よい刺激を与えてくれる、元気の素になっている。
公演に関する情報
630コンサート~充電の1時間~
鈴木理恵子(ヴァイオリン) 北村聡(バンドネオン)
日時:6月1日(水)18:30
出演:鈴木理恵子(ヴァイオリン) 北村聡(バンドネオン)
630コンサート~充電の1時間~
鈴木理恵子(ヴァイオリン) 北村聡(バンドネオン)
報告:K.K/会社員/葛飾区在住
投稿日:2011.06.1
アコーディオンオルガンの王様のようなイメージのバンドネオンでしたが、北村さんが持って現れたのは正立方体の箱、思ったより小さくて鍵盤もないのに、まさに魔法の箱でした。
友人からタンゴのCDを借りたことをきっかけに、タンゴがブームに。パンフレットの"バンドネオン"の文字に惹かれ、友人を誘いました。仕事はササッと終わらせ、地下鉄を乗り継ぎ、第一生命ホールへ。
アコーディオンオルガンの王様のようなイメージのバンドネオンでしたが、北村さんが持って現れたのは正立方体の箱、思ったより小さくて鍵盤もないのに、まさに魔法の箱でした。バンドネオンはドイツで生まれたと聞き、アルゼンチンの酒場のイメージから、一気に雪深い小さな村のオルガンも無いような小さな教会で、クリスマスツリーの傍らで奏でられるイメージへ。
ヘンデルの曲では鋭いバイオリンの音をしっかり支え、ピアソラではバイオリンを従え、また鈴木さんと北村さんの息のあった演奏は大変すばらしいものでした。
コンサートの後は、会場でCDを買い北村さんのサインをいただき、お話もでき、大満足。
おしゃれをしてそのためだけに出かけるコンサートも盛り上がりますが、仕事や学校の帰りに少しだけ寄り道をして得る"ひととき"の非日常が日々の生活の彩りになっています。お母さんと子ども、高齢の女性の二人連れ、職場のグループ、ご夫婦で、様々な方がそれぞれ気軽に来場していました。
私たちも、630コンサートですっかりリフレッシュして帰路につきました。
公演に関する情報
630コンサート~充電の1時間~
鈴木理恵子(ヴァイオリン) 北村聡(バンドネオン)
日時:6月1日(水)18:30
出演:鈴木理恵子(ヴァイオリン) 北村聡(バンドネオン)