仲道郁代 Nakamichi Ikuyo(ピアノ)自身所蔵のプレイエルやシュタインモデルのフォルテピアノ聴き比べなど、意欲的なホール公演を多数行っている。近隣小学校で3回のアウトリーチプログラムを実施。国内外での受賞を経て1987年ヨーロッパと日本で本格的にデビュー。近年は、ショパン、モーツァルト、ベートーヴェンなどの各シリーズ企画でのコンサートなどが好評を得ている。2016年はデビュー30周年を迎え、ゲヴァントハウス弦楽四重奏団、ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団との共演が予定されている。レコーディングはソニー・ミュージックジャパンインターナショナルと専属契約を結び多数のCDをリリース。
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http://www.ikuyo-nakamichi.com 佐久間由美子 Sakuma Yumiko(フルート)音楽と絵本を組み合わせた「かぼちゃスープ」の構成をはじめ、「子育て支援コンサート」には何度も出演。14人の奏者による「オイロス・アンサンブル」としても出演。東京藝術大学附属音楽高校よりパリ国立音楽院へ入学。84年、満場一致のプルミエプリを得て卒業。83年ランパル国際フルートコンクール第1位、およびジョセフ・ランパル賞受賞。84年ボルドー国際フェスティバル金メダル受賞。85年第1回神戸国際フルートコンクール第2位。92年モービル音楽賞奨励賞受賞。NHK交響楽団をはじめ日本各地の主要オーケストラと数多く協演するなど、ソリストとして、また室内楽の分野でも高く評価されている。オイロス・アンサンブル、メンバー。国立音楽大学および大学院客員教授。
吉野直子 Yoshino Naoko(ハープ)音楽と絵本を組み合わせた「うきわねこ」の構成(子育て支援コンサート)他、リサイタルや協奏曲、高校生との企画ティーンエイジャーコンサート、クァルテット・エクセルシオとの共演などの室内楽まで多様なホール公演、また病院でのアウトリーチにも出演。日本が誇るハープの国際スター。第9回イスラエル・コンクールに17歳で優勝。ベルリン・フィル、イスラエル・フィル、フィラデルフィア管などトップ・オーケストラ、小澤、アーノンクール、ブーレーズ、アバドほか世界的指揮者との共演、ザルツブルク、ルツェルン、ロッケンハウス、グシュタード、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン、サイトウ・キネン、マールボロ、モーストリー・モーツァルトはじめ主要音楽祭から招かれている。数々のCDも高く評価されている。
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http://www.naokoyoshino.com/松原勝也 Matsubara Katsuya(ヴァイオリン)プレアデス・ストリング・クァルテットでベートーヴェン全曲演奏他、若手演奏家育成を目的とした「アドヴェントセミナー&クリスマスコンサート」(2001年~10年)、「室内楽アウトリーチセミナー」(2011年~)をプロデュース、セミナー修了生との編成による弦楽アンサンブルや弦楽四重奏で多くのホール公演、近隣小学校などのアウトリーチに出演。東京藝術大学在学中に安宅賞受賞。ティボール・ヴァルガ国際コンクール、クライスラー国際コンクール等で上位入賞。1989年~98年まで新日本フィルハーモニー交響楽団コンサートマスターを務める。ソリストとして新日本フィル、東京フィル、東響などと共演。バッハから現代までを俯瞰的視野でとらえた無伴奏リサイタルシリーズ、山下洋輔、渡辺香津美などジャズミュージシャンとのコラボレーション、新曲初演、武満徹室内楽作品全曲演奏、ベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲演奏など、多彩な演奏活動は高い評価を受けている。2001年よりNPO法人トリトン・アーツ・ネットワーク/第一生命ホール主催の若い演奏家のための弦楽セミナー《アドヴェントセミナー&クリスマスコンサート》を、2011年より《室内楽アウトリーチセミナー》をプロデュース。第17回中島健蔵音楽賞、第55回文化庁芸術祭新人賞受賞。静岡AOIレジデンスクヮルテットメンバー、長崎OMURA室内合奏団アーティステックアドヴァイサー、霧島国際音楽祭講師、東京藝術大学音楽学部教授。
矢部達哉 Yabe Tatsuya(ヴァイオリン)2015年に誕生した第一生命ホールを拠点とする「トリトン晴れた海のオーケストラ(晴れオケ)」コンサートマスター。様々な対象者向けのホール公演にリサイタル等で出演、またアルティ弦楽四重奏団としても室内楽シリーズに登場。「晴れオケ」メンバーとして、晴海トリトンスクエアグランドロビーコンサートにも出演。洗練された美しい音色と深い音楽性によって、最も活躍しているヴァイオリニストの一人。1968年東京生まれ。江藤俊哉に師事。89年桐朋学園ディプロマコース修了後、90年22歳の若さで東京都交響楽団のソロ・コンサートマスターに抜擢される。97年、NHK連続テレビ小説「あぐり」のヴァイオリン・ソロで大きな反響を呼ぶ。オーケストラの傍らソロ、室内楽で活躍。ソリストとして、小澤征爾、若杉弘、フルネ、クレー、デプリースト、インバル、ベルティーニ等の著名指揮者と共演。95年第5回出光音楽賞、平成8年度村松賞、96年第1回ホテルオークラ音楽賞受賞。上野学園大学音楽・文化学部教授。ソリストとして、ソニークラシカルより5枚、オクタヴィア・レコードより1枚のCDが発売されている。
川本嘉子 Kawamoto Yoshiko(ヴィオラ)無伴奏などで第一生命ホールロビーコンサートに、また小学校や病院でのアウトリーチにも出演。ホール公演では、カルミナ四重奏団との共演の他、アルティ弦楽四重奏団として室内楽シリーズに出演。92年ジュネーヴ国際コンクール・ヴィオラ部門最高位。96年村松賞、97年第7回新日鉄音楽賞・フレッシュアーティスト賞受賞。ソリスト・室内楽奏者として最も活躍しているヴィオラ奏者の1人。AOIレジデンス・クヮルテットのメンバー。91年東京都交響楽団に入団。99年より2002年退団まで首席奏者を務める。タングルウッド、マールボロ、東京の夏、サイトウ・キネン、小澤音楽塾、水戸室内管、アルゲリッチ音楽祭等に参加。アルゲリッチやバシュメットなどと共演し絶賛を博している。チョン・ミョンフンとの室内楽では日本・韓国公演も行なっている。ソリストとして、これまでにベルティーニ、フルネ、などの著名な指揮者と共演。
伊藤慧 Ito Kei(ヴィオラ)若手演奏家育成を目的とした「アドヴェントセミナー」(2008年)修了。ホール公演では松原勝也氏と弦楽アンサンブルなどで共演。晴れオケ第1回演奏会に出演。東京藝術大学音楽学部を経て、同大学院修了。学部卒業時に同声会賞受賞。これまでにクロード・ルローン、百武由紀、川﨑和憲、川本嘉子の各氏に、現在市坪俊彦氏に師事。藝大モーニングコンサートに出演。N響アカデミー修了。セノーテカルテットメンバー。2014年より紀尾井シンフォニエッタ東京メンバー。
横坂 源 Yokosaka Gen(チェロ)第5回全日本ビバチェロコンクール第1位受賞記念リサイタルとして、第一生命ホールで演奏。桐朋学園女子高等学校、同ソリストディプロマ・コースを経て、シュトゥットゥガルト国立音楽大学、フライブルク国立音楽大学で研鑚を積む。全日本ビバホール・チェロコンクール最年少優勝受賞、全ドイツ学生音楽コンクール優勝(室内楽部門)、ミュンヘン国際音楽コンクール第2位。出光音楽賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞、ホテルオークラ音楽賞受賞。鷲尾勝郎、毛利伯郎、ジャン=ギアン・ケラスの各氏に師事。
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http://yokosaka-gen.com/西山健一 Nishiyama Ken-ichi(チェロ)若手演奏家育成を目的とした「アドヴェントセミナー」(2001)修了。2003年N響入団。オープンハウス、ARCUSメンバーとして子どものためのクリスマス・オーケストラ・コンサートなどに出演。長野市出身。東京芸術大学附属音楽高等学校を経て東京芸術大学卒業。在学中にアカンサス音楽賞受賞。また芸大オーケストラと共演。東京芸術大学大学院在学中にNHK交響楽団のオーディションに合格。2003年入団。第4回全日本ビバホールチェロコンクール入賞。
これまでに河野文昭、菊地知也、マーティン・レーアの各氏に師事。また2005年から一年間ドイツ・ベルリンにて研鑽を積む。
ウェールズ弦楽四重奏団 Verus String Quartet2016年から3年間、シューベルトの後期弦楽四重奏曲3曲とウィーンの作曲家の作品を組み合わせたプログラムで、クァルテット・ウィークエンド(SQW)に出演。桐朋学園の学生により2006年に結成。軽井沢八月祭、宮崎国際音楽祭、プロジェクトQ、JTが育てるアンサンブルシリーズ他、国内の多数の演奏会、音楽祭に参加。2008年ミュンヘンARD国際音楽コンクールにて第3位、日本人の団体として東京クヮルテット以来38年ぶりの入賞を果たす。2009年日本音楽財団の協力で王子ホールにて正式なデビュー公演を行う。原田幸一郎、東京クヮルテットのメンバー等から指導を受ける。2010年春より拠点をスイス・バーゼルに移し、バーゼル音楽院にてライナー・シュミット(ハーゲン四重奏団)のもとで研鑽を積む。京都青山音楽賞受賞。2011年バーゼル・オーケストラ協会(BOG)コンクールにて"エクゼコー"賞受賞、第7回大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門第3位。2008、2010、2011年度松尾学術振興財団より助成を受ける。2012年ドイツ・シュヴェツィンゲン音楽祭に出演し、その模様は南西ドイツ放送(SWR)ラジオにて放送される。2012年6月バーゼル音楽院を修了し、2013年2月より拠点を日本に活動。着々とキャリアを重ねる若手弦楽四重奏団である。
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http://verusquartet.net/東混ゾリステン Toukon solisten(合唱)東京混声合唱団が旧第一生命ホール時代から定期演奏会を開催、2001年新ホールオープンから毎年共催公演。精鋭メンバー8名による声楽アンサンブル。2016年に創立60周年を迎える日本を代表するプロ合唱団「東京混声合唱団」のメンバーから選ばれた8名で編成する声楽アンサンブル。
各人の高い演奏技術や音楽性で、大編成の合唱とはひと味違ったアンサンブルの醍醐味を見事に表現している。レパートリーも多彩を極め、ルネッサンスの無伴奏合唱曲から日本の抒情歌、国内外の民謡など幅広いプログラムで活発な演奏活動を行っている。
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http://toukon1956.com/solisten.html