日時 | 2016年6月4日(土) 14:00開演 |
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会場 |
第一生命ホール [座席図:第一生命ホール ウェブサイト] |
出演 |
トリオ・ヴァンダラー [ジャン=マルク・フィリップ=ヴァルジャベディアン(ヴァイオリン) ラファエル・ピドゥ(チェロ) ヴァンサン・コック(ピアノ)] |
曲目 |
ブラームス: ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8 チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.99 ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.101 <アンコール> ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8(初稿版)より第4楽章 ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第4番ドゥムキーより第6楽章 |
チケット |
S席¥5,000 A席¥4,500 B席¥3,500 ヤング¥1,500(小学生以上、25歳以下) |
ジャン=マルク・フィリップ=ヴァルジャベディアン(ヴァイオリン) ラファエル・ピドゥ(チェロ) ヴァンサン・コック(ピアノ) 彼らのステージ名は実に相応しいものである。「ヴァンダラー(さすらい人)」とはシューベルトのみならずドイツロマン主義へのオマージュなのだ。そこには「さすらう旅人」のモチーフが刷りこまれている。 この3人のフランスの音楽家は、モーツァルトやハイドンから現代に至る数世紀に及ぶ音楽世界を探検する、ひたむきでオープンマインドな「さすらい人」である。非常に繊細な感性、まるでテレパシーようなコミュニケーション力、卓越した技術によって高い評価を得ており、世界有数の室内アンサンブルのひとつに数えられている。 パリ国立高等音楽院で室内楽プリミエ・プリ(一等賞)を受賞したのち、1987年から1991年にかけてジャン=クロード·ペヌティエ、ジャン·ユボー、ヤーノシュ・シュタルケル、メナハム·プレスラー(ボーザール・トリオ)、およびアマデウス四重奏団などの巨匠達から学んだ。 1988年にはミュンヘン国際コンクール優勝、1990年にはフィッシュオフ 室内楽コンクール(アメリカ・インディアナ州)でも優勝を飾った。 音楽誌ストラッドから「さまよえる星」と呼ばれ、世界の最も権威のある様々なホールで演奏してきた。ベルリンフィルハーモニー、パリのシャンゼリゼ劇場、ロンドンのウィグモアホール、ミラノのスカラ座、バルセロナのパラウ·デ·ラ·ムジカ、ワシントンの議会図書館、リオデジャネイロの市立劇場、東京の紀尾井ホール、チューリッヒのトーンハレ、アムステルダムのコンセルトヘボウなどである。また、エジンバラ、モントルー、フェルトキルヒ、シュレースヴィヒ・ホルシュタイン、ラインガウ、コルマール、ラ·ロック・ダンテロン、ラ・フォル・ジュルネ(ナントおよび東京)、グラナダ、ストレーザ、大阪などの主要な音楽祭にも出演している。 2002年8月のザルツブルク音楽祭デビューでは、批評家から「凱旋成功」として賞賛され、2004年と2006年には再演を果たしている。 ソニー・クラシカルから2枚のCDをリリースした後、トリオ・ヴァンダラーは1999年にハルモニア・ムンディとの契約を行ない、以来シューベルト、ベートーヴェン(ピアノトリオ全集)、ブラームス、ハイドン、メンデルスゾーン、ラヴェル、サンサーンス、ショスタコーヴィチ、スメタナなど多数の録音がリリースされた。さらに共演者を得てフォーレのピアノ四重奏曲、シューベルトの「鱒」五重奏曲、メシアンの「世の終わりの為の四重奏曲」、さらにジェイムズ・コンロン指揮ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団との共演で、ベートーヴェンのヴァイオリン、チェロとピアノのための三重協奏曲 ハ長調 Op. 56も録音している。 |