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トリトン・アーツ・ネットワーク

第一生命ホールを拠点として、音楽活動を通じて地域社会に貢献するNPO法人です。
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公演情報

基本情報

日時 2016年6月4日(土) 14:00開演
会場 第一生命ホール
[座席図:第一生命ホール ウェブサイト
出演 トリオ・ヴァンダラー
[ジャン=マルク・フィリップ=ヴァルジャベディアン(ヴァイオリン) ラファエル・ピドゥ(チェロ) ヴァンサン・コック(ピアノ)]
曲目 ブラームス:
ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8
チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.99
ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.101

<アンコール>
ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8(初稿版)より第4楽章
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第4番ドゥムキーより第6楽章
チケット

S席¥5,000 A席¥4,500 B席¥3,500 ヤング¥1,500(小学生以上、25歳以下)
セット券S¥13,500〔第3・4・5回〕 第3回の詳細は こちら 第5回の詳細は こちら

一般発売:2016年2月25日(木)発売(発売初日のみ10:00~受付開始)

【チケットお取扱】
トリトンアーツ・チケットデスク
TEL:03-3532-5702(平日11:00~18:00)

チケットぴあ http://pia.jp/ ※PC/携帯/スマートフォン共通
セブン-イレブン、サークルK・サンクス、チケットぴあ店舗

TEL:0570-02-9999〔Pコード:287-365〕(S・A・B席のみ取扱い)

東京文化会館チケットサービス(S・A・B席のみ取扱い)
TEL:03-5685-0650(10:00~19:00/休館日を除く)

※全席指定/税込み
※未就学児の入場はご遠慮頂いております。
※セット券は「第3回 堀 正文ら弦の名手たち with 萩原麻未による弦楽六重奏曲とピアノ四重奏曲」(5月14日(土))、「第5回 小山実稚恵&アルティ弦楽四重奏団によるピアノ五重奏曲ほか」(9月25日(日))との3公演セットです。
※やむを得ず、演奏曲目、曲順、出演者が変更になる場合がございます。予めご了承下さい。

プロフィール

トリオ・ヴァンダラー  Trio Wanderer
ジャン=マルク・フィリップ=ヴァルジャベディアン(ヴァイオリン)
ラファエル・ピドゥ(チェロ)
ヴァンサン・コック(ピアノ)


彼らのステージ名は実に相応しいものである。「ヴァンダラー(さすらい人)」とはシューベルトのみならずドイツロマン主義へのオマージュなのだ。そこには「さすらう旅人」のモチーフが刷りこまれている。

この3人のフランスの音楽家は、モーツァルトやハイドンから現代に至る数世紀に及ぶ音楽世界を探検する、ひたむきでオープンマインドな「さすらい人」である。非常に繊細な感性、まるでテレパシーようなコミュニケーション力、卓越した技術によって高い評価を得ており、世界有数の室内アンサンブルのひとつに数えられている。

パリ国立高等音楽院で室内楽プリミエ・プリ(一等賞)を受賞したのち、1987年から1991年にかけてジャン=クロード·ペヌティエ、ジャン·ユボー、ヤーノシュ・シュタルケル、メナハム·プレスラー(ボーザール・トリオ)、およびアマデウス四重奏団などの巨匠達から学んだ。

1988年にはミュンヘン国際コンクール優勝、1990年にはフィッシュオフ 室内楽コンクール(アメリカ・インディアナ州)でも優勝を飾った。

音楽誌ストラッドから「さまよえる星」と呼ばれ、世界の最も権威のある様々なホールで演奏してきた。ベルリンフィルハーモニー、パリのシャンゼリゼ劇場、ロンドンのウィグモアホール、ミラノのスカラ座、バルセロナのパラウ·デ·ラ·ムジカ、ワシントンの議会図書館、リオデジャネイロの市立劇場、東京の紀尾井ホール、チューリッヒのトーンハレ、アムステルダムのコンセルトヘボウなどである。また、エジンバラ、モントルー、フェルトキルヒ、シュレースヴィヒ・ホルシュタイン、ラインガウ、コルマール、ラ·ロック・ダンテロン、ラ・フォル・ジュルネ(ナントおよび東京)、グラナダ、ストレーザ、大阪などの主要な音楽祭にも出演している。

2002年8月のザルツブルク音楽祭デビューでは、批評家から「凱旋成功」として賞賛され、2004年と2006年には再演を果たしている。

ソニー・クラシカルから2枚のCDをリリースした後、トリオ・ヴァンダラーは1999年にハルモニア・ムンディとの契約を行ない、以来シューベルト、ベートーヴェン(ピアノトリオ全集)、ブラームス、ハイドン、メンデルスゾーン、ラヴェル、サンサーンス、ショスタコーヴィチ、スメタナなど多数の録音がリリースされた。さらに共演者を得てフォーレのピアノ四重奏曲、シューベルトの「鱒」五重奏曲、メシアンの「世の終わりの為の四重奏曲」、さらにジェイムズ・コンロン指揮ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団との共演で、ベートーヴェンのヴァイオリン、チェロとピアノのための三重協奏曲 ハ長調 Op. 56も録音している。
室内楽の魅力
ブラームス第4回~トゥーン湖畔の夏

1886年夏、トゥーン湖畔で作曲した曲を中心に楽しむ


夏は避暑地で作曲にいそしんだブラームスが1886年夏トゥーン湖畔で作曲した曲をコンサート後半に集め、130年前の「トゥーン湖畔の夏」に想いをはせるコンサート。ブラームス自身がピアノを弾き、初演したチェロ・ソナタ第2番、ピアノ三重奏曲第3番と第1番(改訂版)をおおくりする。演奏するのは、トリオ・ヴァンダラー。パリ音楽院時代に結成し、ミュンヘン国際コンクール優勝後、アメリカでもキャリアを積み、国際的に輝かしい活動を続けるトリオの妙技をお楽しみいただく。
室内楽の魅力

室内楽に適した第一生命ホールで、人生で一度は聴いておきたい室内楽の名曲を、作曲家ごとに紹介する新シリーズ「室内楽の魅力」がスタート。2015-2016年に取り上げるのはドイツ・ロマン派の巨匠ヨハネス・ブラームス(1833-1897)が残した室内楽の傑作の数々。同時代の音楽家たちと育んだ友情や若き日の恋を足掛かりに、その生涯を振り返る。 監修:有田栄(音楽学)
協賛:第一生命保険株式会社
後援:日本ブラームス協会