日時 | 2011年11月12日(土) 14:00開演 |
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会場 |
第一生命ホール [座席図:第一生命ホール ウェブサイト] |
出演 |
【エルデーディ弦楽四重奏団】 蒲生克郷/花崎淳生(ヴァイオリン) 桐山建志(ヴィオラ) 花崎薫(チェロ) 【古典四重奏団】 川原千真(第1ヴァイオリン) 花崎淳生(第2ヴァイオリン) 三輪真樹(ヴィオラ) 田崎瑞博(チェロ) 【クァルテット・エクセルシオ】 西野ゆか/山田百子(ヴァイオリン) 吉田有紀子(ヴィオラ) 大友肇(チェロ) -ゲスト出演- 【カルミナ四重奏団】 マティーアス・エンデルレ/スザンヌ・フランク(ヴァイオリン) ウェンディ・チャンプニー(ヴィオラ) シュテファン・ゲルナー(チェロ) |
曲目 |
【エルデーディ弦楽四重奏団】 ホフシュテッター(伝ハイドン):弦楽四重奏曲ヘ長調op.3-5「セレナーデ」より第2楽章 ヒンデミット:「ミニマックス」より 【古典四重奏団】 ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女(弦楽四重奏版) バルトーク:ルーマニア民俗舞曲集(弦楽四重奏版) 【クァルテット・エクセルシオ】 幸松 肇:「弦楽四重奏のための日本民謡」より「さんさ時雨」、「五木の子守唄」、「八木節」 【カルミナ四重奏団】 ヴォルフ:イタリアン・セレナーデ ト長調 シューベルト:弦楽四重奏曲第12番ハ短調D.703「四重奏断章」 【第2ヴァイオリン奏者による二重奏 花崎淳生・山田百子】 バルトーク:「44の二重奏曲」より 【チェロ・トリオ 花崎 薫・大友 肇・田崎瑞博】 ハイドン:トリオ ニ長調(バリトン・トリオ) 【3団体共演 (古典四重奏団、エルデーディ弦楽四重奏団、クァルテット・エクセルシオ)】 ターサ=キンスキー:ラズモズクスキー弦楽四重奏曲第1番へ長調作品599-1/第2番ホ短調作品599-2/第3番ハ長調作品599-3 |
チケット |
セット券¥17,000(クァルテット・ウィークエンド全5公演) |
蒲生克郷(ヴァイオリン) Gamo Katsusato, violin 花崎淳生(ヴァイオリン) Hanazaki Atsumi, violin 桐山建志(ヴィオラ) Kiriyama Takeshi, viola 花崎薫(チェロ) Hanazaki Kaoru, cello 1989年、東京芸術大学の出身者によって結成。90,91,92年、ロンドンでのアマデウス弦楽四重奏団のメンバーによるサマーコースに参加し、研鑽を積む。91年及び92年、松尾学術振興財団より特別奨励賞を受ける。92年、日本室内楽振興財団の助成を受けハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン3回連続演奏会開催。その後、95年より開始した「ベートーヴェン後期とバルトーク」を完結し、「クヮルテット紀行」シリーズではイタリア、北欧、チェコ1・2、パリ、ロシア、イギリス、ウィーン、ハンガリーを取り上げた。99年、結成10周年を記念し、ハイドンのエルデーディ四重奏曲作品76全6曲演奏会を開催。01、03年、欧州(ドイツ、フランス)公演。05年より、第一生命ホールとの共催で、ハイドン最晩年の作品9曲、メンデルスゾーン主要6曲、シューマン全3曲、ツェムリンスキーとベルクの作品を、09年にはハイドン作品74全3曲、作品9-5・6、「十字架上の七つの言葉」作品51、メンデルスゾーン作品13、44-2、80の演奏会開催。Pauレコードよりハイドン作品のCD2枚をリリース。 エルデーディ弦楽四重奏団ホームページ |
川原千真(第1ヴァイオリン) Kawahara Chima, violin 花崎淳生(第2ヴァイオリン) Hanazaki Atsumi, violin 三輪真樹(ヴィオラ) Miwa Maki, viola 田崎瑞博(チェロ) Tasaki Mizuhiro, cello 1986年東京芸術大学及び同大学院卒業生により結成。SQWシリーズにおいて、02年のベートーヴェン全曲を皮切りに23公演に出演、古今の四重奏49曲を演奏、04年のモーツァルトでは文化庁芸術祭大賞を、07年のショスタコーヴィチでは文化庁芸術祭賞を受賞する。 『音楽が見える! in 新百合ヶ丘』(レクチャー付きコンサート・主催/弦楽四重奏を楽しむ会)、『ハイドンの部屋』(ハイドン全曲演奏会・主催/松明堂音楽ホール)の各シリーズを継続中。96年、ニューヨークの鬼才スティーヴ・ライヒと日本人として初めて「ディファレント・トレインズ」を共演(主催/水戸芸術館)。97年度「村松賞」受賞。99年ダンスカンパニー「ノマド~s」との共演でギリシア公演(助成/国際交流基金)、05年ドイツ公演(招聘元/バッハ・アルヒーフ・ライプツィヒ)。 これまでに、バルトーク第5番、ベートーヴェン後期全4枚、バッハ『フーガの技法』、シューベルト『死と乙女』、モーツァルト『ハイドンセット』(全3枚)をリリース。 古典四重奏団ホームページ |
西野ゆか(ヴァイオリン) Nishino Yuka, violin 山田百子(ヴァイオリン) Yamada Momoko, violin 吉田有紀子(ヴィオラ) Yoshida Yukiko, viola 大友 肇(チェロ) Otomo Hajime, cello 「迷いの無いリズム運び、これが常設の凄み!」 ークァルテット・エクセルシオは、 年間60回以上の公演を行う常設の弦楽四重奏団である。東京、京都、札幌での定期演奏会ではベートーヴェンを軸に王道レパートリーを展開、また第一生命ホールでの「ラボ・エクセルシオ」では『世界めぐり』や『20世紀 日本と世界』と銘打った斬新な企画で注目を集めてきた。一方で、幼児~学生のためのコンサートや地域コミュニティコンサートを通じて、室内楽の聴衆の輪を広げていく活動にも力を注いでいる。 '94年桐朋学園大学在学中に結成。 第1回東京室内楽コンクール第1位。第2回大阪国際室内楽コンクール弦楽四重奏部門第2位。第5回パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクール最高位、同時にサルバトーレ・シャリーノ特別賞を受賞した。 '09年には第19回新日鉄音楽賞「フレッシュアーティスト賞」受賞。エクセルシオが全曲演奏した作曲家グループ「クロノイ・プロトイ」の公演が、サントリー芸術財団から第9回佐治敬三賞を受けた。また昨秋10月より開講のサントリーホールの「室内楽アカデミー」(新設)では、コーチング・ファカルティに就任している。 2011年2月にはホノルル(米・ハワイ)の室内楽協会より招かれ、公演を行った。 クァルテット・エクセルシオホームページ |
マティーアス・エンデルレ(ヴァイオリン) Matthias Enderle, violin スザンヌ・フランク(ヴァイオリン) Susanne Frank, violin ウェンディ・チャンプニー(ヴィオラ) Wendy Champney, viola シュテファン・ゲルナー(チェロ) Stephan Goerner, cello カルミナ弦楽四重奏団は25年もの間世界各地のコンサートステージを巡り、バラエティに富んだレパートリーと確固たる音楽性に裏付けされた国際的な名声を欲しいままにしている。濃厚な感情表現、軽々と見せる完璧な演奏、そして様式への誠実性が、1984年にスイスで結成されたこの弦楽四重奏団の相変わらずの特性である。結成早々に数々の国際コンクールで入賞を重ね、各国の紙面の見出しを飾ったことから国際的な活動が始まり、ファイナンシャル・タイムズ紙に“将来は約束された”と書かれた通り、世界トップクラスの弦楽四重奏団としての地位を確固たるものにしている。 シャンドル・ヴェーグ、アマデウス弦楽四重奏団とラサール弦楽四重奏団メンバー、そして古楽器奏法への強い関心を育ませたニコラウス・アーノンクールに師事。幅広い弦楽四重奏のレパートリーのほか、内田光子、エマニュエル・パユ、トゥルルス・モンク、ザビーネとヴォルフガング・マイヤー、アントニオ・メネセス、ヴェロニカ・ハーゲン、オラフ・ベーア、ヴォルフガング・ホルツマイアーやグザヴィエ・ドゥ・メストレといったアーティストたちとも共演している。 これまでにDENONから数々のCDをリリースしており、それらの多くはグラモフォン賞、ディアパソン誌賞、ドイツ・レコード大賞を受賞、またグラミー賞にノミネートされるなど話題を集めた。最新CDには、ソニーから2010年にリリースされたモーツァルトとブラームスのクラリネット五重奏曲(共演:ヴォルフガング&ザビーネ・マイヤー)、ボッケリーニのギター五重奏曲(共演:ロルフ・リズレヴァント)、そしてDENONからリリースされたバルトークの弦楽四重奏曲第1番、第2番と、シューマンのピアノ五重奏曲とシューベルトのピアノ五重奏曲「ます」(共演:田部京子)がある。田部京子との共演のシューマンとシューベルトのCDは、日本の2008年レコード・アカデミー賞を受賞している。引き続き、田部京子との共演でDENONからブラームスのピアノを含む室内楽作品集をリリースする予定である。 チューリッヒ芸術大学のレジデント・クァルテットとして、豊かな経験と芸術性を次世代の音楽家たちに伝授するべく後進の指導にあたっている。 カルミナ四重奏団オフィシャルホームページ (独・仏語のみ) |