日時 |
①中央区立阪本小学校 2022年12月13日(火)10:45~11:30/11:35~12:20 ②中央区立明正小学校 2022年12月15日(木) 10:45~11:30/11:35~12:20 |
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出演 |
アンサンブル・ミクスト〈木管五重奏〉 梶原一紘(フルート) 本多啓佑(オーボエ) 尾上昌弘(クラリネット) 嵯峨郁恵(ホルン) 中田小弥香(ファゴット) |
概要 |
対象者:①4年生・5年生 ②4年生 人数:①46名 ②58名 助成等:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会 |
【プログラム】
♪ ロジャース :サウンド・オブ・ミュージックより 「ドレミのうた」
♪石川亮太編曲:山の音楽家じゅんばん協奏曲
♪J.S.バッハ:主よ人の望みの喜びよ
♪チャイコフスキー:くるみ割り人形 より 「行進曲」「トレパック」 (短い朗読付き)
♪ファルカッシュ作曲:17世紀の古いハンガリー舞曲よりI. IV. V.
【レポート】
みんながよく知っている「ドレミのうた」の演奏でスタートした演奏会。旋律が次々に色々な楽器に移っていき、5本の管楽器が出す音色が、これから一体どんなことが始まるのだろう?と生徒の皆さんをワクワクさせ、笑顔がこぼれました。
その後は音の出る仕組みを紹介していただきました。それぞれの楽器を分解して、一体音ってどんなふうに出るのかな、と、生徒の皆さんに考えてもらうのが、良かったと思います。それぞれの違いを、音を聴き比べながら、観察します。フルートの頭部管を外した時の、皆さんの驚きは、とても新鮮でした。ファゴットは、一番珍しかった様子で、演奏時は皆さんノリノリでした。
音の出る仕組みがわかったところでいよいよ、本格的なクラシックコンサートの始まりです。「山の音楽家じゅんばん協奏曲」では、それぞれの楽器が活躍する名曲は各楽器の良さが最大限に引き出され、どんどんバトンタッチで次の楽器に移っていくので、飽きることなく、各楽器の持つ特有の音色や響きに、会場はしばしうっとり。最後まで楽しむことができました。
「アンサンブル」についての解説では、低音の楽器から順番に音を重ね、「主よ人の望みの喜びよ」を5本の管楽器でソロの美しさと、合奏の楽しさを一度に味わうことができました。
生徒一人一人の、反応する曲やポイントが異なり、また、その表現方法もさまざまでした。 珍しい楽器を見ることができた、家族にも今日の体験を聞かせたい、などの声がありました。
演奏者の皆さんは、優しい表情で、わかりやすく説明してくださり、また、会の構成も工夫がたくさん見られました。
(トリトンアーツサポーター上西 紀子 観察レポートより)
【子どもたちのアンケートより】(2校より抜粋)
●息がぴったり合っていてすごいなと思った。
●生で木管五重奏を聞いたのは初めてだったので、迫力がすごくてびっくりしました。
●音色がきれいだった。
●わかりやすい説明で楽器の事やアンサンブルの意味がよくわかりました。
●楽器は人を楽しくできるんだなと思いました。
●聞いていると落ち込んでいても元気になれるし、がんばろうと前向きな気持ちになりました。