日時 |
中央区立月島第二小学校 2021年10月13日(水) 9:35-10:20/10:40-11:25/11:30-12:15 中央区立佃島小学校 2021年12月20日(月) 9:40-10:25/10:45-11:30/11:35-12:30/13:10-13:55 中央区立日本橋小学校 2021年12月21日(火)13:35-14:20 |
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出演 | 浜まゆみ(マリンバ)、前田啓太(打楽器) |
概要 |
中央区立月島第二小学校 対象者:4年生 人数:94名 中央区立佃島小学校 対象者:4年生 人数:123名 中央区立日本橋小学校 対象者:4年生 人数:50名 助成等:文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会 |
【プログラム】
♪M.シュミット:ガーナイアM.シュミット
♪リムスキー=コルサコフ/浜まゆみ編曲:熊蜂の飛行
♪A. ゲラシメス:アヴェンチュラス
♪M. メンケ:アイネ クライネ ティッシュムジーク
♪Z. アブレウ:ティコ ティコ◆
♪赤鼻のトナカイ●
♪E. セジョルネ:ハムシン
◆月島第二小学校
●佃島小学校・日本橋小学校
【レポート】
さる10月13日、中央区月島第二小学校の4年生3クラスを対象に、アウトリーチ「4年生はじめてのクラシック」がおこなわれました。今回の演奏家は浜まゆみさん(マリンバ)と前田啓太さん(パーカッション)。様々な曲を通して、打楽器の魅力をわかりやすく伝えるというプログラムです。
ジャンベというアフリカの太鼓を叩きながら登場したおふたりは、まずリズムを使って生徒たちにごあいさつ。教室の雰囲気は一気に盛り上がります。続いては浜さんのマリンバ解説で、ここでは生徒たちが楽器に触って実際に振動を体験。想像以上の振動に「ブルブルした」「手がしびれた!」とみんな驚いた様子でした。その後は前田さんが手品さながらにスネアドラムを分解して解説。またテーブルについてスプーンとフォークで演奏する〈アイネ・クライネ・ティッシュムジーク〉では、生徒たちから大きな笑い声が。
プログラムのハイライトは、全員参加の〈ティコ・ティコ〉。曲に合わせて身体のあちこちを叩くボディ・パーカッションを体験し、みんなは大喜び。打楽器の楽しさを満喫してもらえたに違いない充実のアウトリーチとなりました。
(レポート 藤本史昭)
【子どもたちのアンケートより】(全3校より抜粋)
●今はまだあまり楽器を知らないので調べて、国によってどんな特徴があるかなど知りたい。
●1つの音を聞くたびに「わくわく」と気持ちが上がってきて気づいたらジャンプしそうなくらい楽しんでいました。
●マリンバは心の底まで響き渡るような音でした。
●音楽は決まった楽器で決まった演奏をするものだと思っていたらフォークとスプーンをカチカチ鳴らしたり音楽はどういうふうにしてもいいんだと思った。また自分の体を使ったり今のコロナ渦でも音楽を楽しむ事ができることがわかった。これからも楽しみたいです。
●木琴とマリンバの大きさの違いにびっくりした。
●マレットを4本持って演奏できるんだと驚きました。
●スネアドラムの迫力がすごかった。
●想像しながら聴いてたら本当に蜂がとんでいるようで楽しかった。
●「赤鼻のトナカイ」楽しかった。
●スネアドラムからいろいろな音がきけてびっくりした。
●森の中にいるような気持ちになった
●2人の演奏じゃなくて大人数で演奏しているように感じました。
●ぼくも身近なもの(えんぴつ)で演奏してみたいと思って演奏してみました。
桐朋学園大学打楽器科マリンバ専攻を首席で卒業。同大学研究科を修了した後、アメリカミシガン大学打楽器科大学院へ留学しました。 1999 年、第 2 回世界マリンバコンクール第 2 位。国際打楽器芸術協会(米国)、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンにて演奏など、コン サートやアウトリーチなどを幅広く行なっています。 |
富山県出身。武蔵野音楽大学を卒業。ドイツ国立カールスルーエ音楽大学へ留学し、修士課程で最も優秀な成績を得て帰国。第31回日本管打楽器コンクールにて第2位を受賞しました。 現在は独奏やオーケストラ、室内楽などで幅広く活動しています。 |