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小学生のための「ベートーヴェンってどんな人?」第9回

2019年11月7日

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35年間で79回も引っ越し!?

21さいから56さいで亡くなるまでウィーンに住んでいたベートーヴェンですが、その35年の間に、なんと79回も引っ越しをしたそうです!

最初はリヒノフスキー侯爵のおやしきにすんでいましたが、オペラの作曲をしてほしいと言われて、アン・デア・ウィーン劇場の2階に弟と住んでいたこともありました。毎日音楽が聞こえてにぎやかだったことでしょうね! 

ベートーヴェンは、ちょっとだらしない性格だったようで、それがもとでいっしょに住んでいた友だちとけんかをしたり、1つの家から別の家に移るときにきちんと手続きをしないで、3つの家の家賃を同時に払っていたこともあるそうですよ。

今でも、ベートーヴェンが住んでいた家のいくつかはそのまま残っていて、博物館になって中を見ることができるものもあります。また、自然が大好きだったベートーヴェンは、夏の間は都会のウィーンを離れて、近くの田舎町で何カ月かをすごしながら作曲をしました。

歩きながら交響曲第6番「田園」のアイディアを考えたといわれる小道は「ベートーヴェンの散歩道」と名づけられています。

※「トリトン晴れた海のオーケストラ(晴れオケ)」は11月30日に、この「田園」を第一生命ホールで演奏します。(チケットは完売いたしました)

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
 1770年ドイツのボン生まれ。小さいころに父からピアノを習い始めます。オーストリアのウィーンに住み、9曲の交響曲をはじめ、32曲のピアノ・ソナタ、16曲の弦楽四重奏曲など、数多くの優れた曲を残しています。


交響曲、弦楽四重奏曲など、
第一生命ホールでベートーヴェンが聴ける公演はこちら

※これまでの記事はこちら

トリトンアーツ通信vol.185(2019年11月号)の記事を再掲しました

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