「女性4人? うまくいくわけがない!」と、かつてマスタークラスで言われたというクレンケ四重奏団。結成から27年間メンバー交代なしで、今やドイツでの最も評価の高いアンサンブルとされるクァルテットの初来日公演がついに実現。第一生命ホール公演は、11月17日(土)14:00開演です!
クレンケ四重奏団の国際的評価を高めたのは、モーツァルトの後期弦楽四重奏曲集CDでした。日本でもキングインターナショナルから発売されています。
弦楽四重奏曲第22番&第23番の紹介は、
「モデルと見まごう美女たちによる弦楽四重奏団クレンケ四重奏団。(中略)全員が女性とは思えぬ辛口で厳格な演奏は、まるで軍隊のようで、一部の隙も曖昧さのカケラもないのがさすが。ドイツ女性の芯の強さを再認識させてくれます」
全文はこちら(HMVのCD紹介ウェブサイト)
モデルと見まごう写真、こちらにも届いています。
彼女たちの最新CDは、同じくモーツァルトの弦楽五重奏曲全集(ヴィオラはヘラルド・シェーネベルク)。本国ドイツでは、第一生命ホール公演の前日11月16日発売だそうですが、日本では11月30日発売予定です。
いずれにせよ、今までCDでしか聴けなかったクレンケ四重奏団を、ついに生で聴ける今回のチャンスをどうぞお聴き逃しなく。
公演前の予習用には、今年撮影された映像をドイツの放送局WDRのサイトからどうぞ。第一生命ホールでも演奏する、モーツァルトの弦楽四重奏曲「不協和音」より第2楽章をお楽しみいただけます。27年間の蓄積から生まれる、弦楽四重奏ならではの息のあったアンサンブルをお楽しみいただけます。
クレンケ四重奏団インタビューはこちら
「ゲーテはかつてこう言っています。『弦楽四重奏曲を奏でるのは、4人の成熟した個性が会話をかわすようなものだ』と。」
クレンケ四重奏団
日時:2018年11月17日(土)14:00開演
出演:クレンケ四重奏団
[アンネグレート・クレンケ/ベアーテ・ハルトマン(ヴァイオリン) イヴォンヌ・ウーレマン(ヴィオラ) ルート・カルテンホイザー(チェロ)]
演奏プログラム:J. S. バッハ:《フーガの技法》BWV1080よりコントラプンクトゥス第1番・第2番・第9番
モーツァルト:弦楽四重奏曲 第19番 ハ長調 K465 「不協和音」
シューマン:弦楽四重奏曲 第1番 イ短調 Op.41-1
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