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戸田弥生さんの「東博でバッハ」を聴いてきました

2015年4月14日
5月に第一生命ホール「音楽のある週末」に登場するヴァイオリニストの戸田弥生さんが演奏する「東京・春・音楽祭」のミュージアム・コンサート「東博でバッハ」に行ってまいりました。
バッハに関しては、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲CDもリリースされている戸田さんですから、期待が膨らみます。

会場は、東京国立博物館の法隆寺宝物館エントランスホール。
夜景が見える客席は暗く、ステージにだけ照明があたる中、戸田さんが登場し、音楽が始まりました。コンサート用の場所ではないのですが、天井が高く、小さなシューボックス型ホールの様で、音が壁に反射して上で登っていき、まるで小さな教会で聴いているかのよう。
目を閉じ、どこまでも深く音楽の中へ入り込んでいくように演奏する戸田さんと、客席にいるわたしたちひとりひとりが、バッハを通して、深く心の奥で交流しあうようなすてきな演奏会でした。

5月の第一生命ホールでは、信頼するピアニスト、アブデル・ラーマン・エル=バシャさんを迎え、ヴァイオリンの名曲ソナタ3曲を披露してくれます。渾身の無伴奏も魅力的でしたが、情熱と冷静の駆け引きが楽しめるエル=バシャさんとのデュオも聴き逃せません。 
実は今回「東博でバッハ」で、当日券を買おうとしたら、なんと「全席完売」の札が...!夜桜に小雨が美しい黒門で待っていると、開演10分前に空席が確認できたとのことで、なんとかチケットを買うことができました。
5月は、今のところ当日券を販売する予定ですが、どうぞ良い席はお早めにお求めください!
(たな)

150516_Toda_ElBacha.jpg
音楽のある週末 第24回
戸田弥生&エル=バシャ デュオ・リサイタル
日時:5月16日(土)14:00開演
出演:戸田弥生(ヴァイオリン)
アブデル・ラーマン・エル=バシャ(ピアノ)
料金:
S席¥4,000 A席¥3,500 B席¥2,500
ヤング¥1,500(小学生以上25歳以下)
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