昨日はホールでクァルテット・エクセルシオのリハーサルを行いました。
クァルテット・エクセルシオが、他の楽器を"プラス"して弦楽四重奏の可能性の拡がりをお届けしたいと始めた"Quartet+(プラス)"も今回で4回目。世界的ハーピスト吉野直子さんをお迎えします!!
何度が共演経験のあるみなさんは、終始なごやかに談笑。リハーサルは、場所決めから始まりました。
弦楽四重奏より上手側にハープが居るのが良いのか、それとも中央にハープが居るのが良いのかなど、場所を前後左右に移動しては演奏を繰り返し、それぞれの楽器の音のバランスが良く、且つ、音がクリアに聞こえる場所を探します。
その後、たっぷり2時間かけ、カプレの「幻想的な物語」を演奏。
この曲は、エドガー・アラン・ポーの短編が下地となり、演奏中に「広間の柱時計がぼーん、ぼーんと鳴ったり」、「駆け寄る足音」などの描写と、物語性があって興味深い作品です。
演奏を聴く前に、小説を読んでいただくと、より臨場感が感じられるかと思います。
ドビュッシーの神聖な踊りと世俗の踊りは、雰囲気ががらっと変わり、優雅なダンスを踊っている人が目に浮かんでくるようです。
ハープの音と弦楽四重奏との組み合わせに、ぜひ、新しい魅力を感じてみてはいかがでしょうか?
〈クァルテット・ウィークエンド〉
クァルテット・エクセルシオ~Quartet+(プラス)
共演:吉野直子
日時:2014年3月16日(日)14:00
会場:第一生命ホール
出演:クァルテット・エクセルシオ
西野ゆか/山田百子(ヴァイオリン) 吉田有紀子(ヴィオラ) 大友肇(チェロ)
共演:吉野直子(ハープ)
料金:一般¥3,500 シニア¥2,500(60歳以上) ヤング¥1,500(小学生以上、25歳以下)
公演詳細は こちら