イタリアの作曲家がクラシック音楽に大きな功績を残している事は、みなさんもご存じかと思いますが、こと弦楽四重奏曲においては、今日、コンサートで演奏される機会は数える程のようです。
そんな中、オール・イタリアもののプログラムを披露してくださるのは、エルデーディ弦楽四重奏団のみなさん。『生誕200年を迎えたヴェルディと近代イタリアの名作たち』と題して、2月16日に第一生命ホールにておおくりします。
1曲目は、ニーノ・ロータの弦楽四重奏曲。
「太陽がいっぱい」や「ゴッド・ファーザー」などの映画音楽でおなじみかと思いますが、本人はクラシック作曲家を自負していたとか。さて、ロータの作曲した弦楽四重奏曲とはいったいどのような曲なのでしょうか?
「さわやかで、演奏会の最初にふさわしい曲です。」とヴァイオリニストの花崎淳生さん。おなじくヴァイオリニストの蒲生克郷さんも、「クァルテッティーノのような小さな曲ですが、センスがよくてわかりやすくて、ちょっとしゃれている」との事。
私たちの知っている映画音楽から、センスがよくて、ちょっとしゃれているというのは、想像に難くないのではないでしょうか?
今回より3回にわたって、エルデーディ弦楽四重奏団が演奏する曲についてのちょっとしたご案内をお届けします。
〈クァルテット・ウィークエンド〉
エルデーディ弦楽四重奏団
~生誕200年を迎えたヴェルディと近代イタリアの名作たち
日時:2014年2月16日(日)14:00
会場:第一生命ホール
出演:エルデーディ弦楽四重奏団
蒲生克郷/花崎淳生(ヴァイオリン) 桐山建志(ヴィオラ) 花崎薫(チェロ)
料金:一般¥3,500 シニア¥2,500(60歳以上) ヤング¥1,500(小学生以上、25歳以下)
公演詳細は こちら