クァルテット・エクセルシオと大萩康司(ギター)さんのリハーサルがホールで行われました。
比較的繊細な音を奏でるギターは、オーケストラと協奏曲など演奏する場合は、マイクで音を拾いスピーカーで音を出すことが多いのですが、第一生命ホールで弦楽四重奏と演奏する場合はどうでしょうか? そのバランスを見るためのホールリハーサルでした。
過去にも共演したことのあるクァルテット・エクセルシオと大萩康司さん。息もぴったりです。
ボッケリーニのギター五重奏曲、グラナドスの「スペイン舞曲集」も、それぞれにギターと弦楽四重奏の良さを活かした素敵な曲なのですが、なんといっても話題は、あまり演奏されることのない三善晃作曲「黒の星座」。曲を委嘱した初演のギタリスト芳志戸幹雄氏が早くに亡くなったこともあり、実はギターのパート譜が失われてしまっているので、今回、大萩さんは、スコア(総譜)から、ギター譜を書き起こしたそうです!「この1週間くらい頭の中が『黒の星座』一色です(笑)」とのことでした。
弦楽四重奏に別の楽器の共演者が加わることにより、より音楽の楽しさが広がる「Quartet+」。今回も弦楽四重奏とギターという少し珍しい編成による、より豊かな世界に、大いにご期待ください!
クァルテット・エクセルシオ
~Quartet+(クァルテット・プラス)~
日時:2013年1月26日(土)14:00
出演:クァルテット・エクセルシオ
[西野ゆか/山田百子(ヴァイオリン)
吉田有紀子(ヴィオラ) 大友肇(チェロ)]
共演:大萩康司(ギター)
料金:一般¥3,500 シニア¥2,500(60歳以上)
ヤング¥1,500(小学生以上、25歳以下)
公演詳細は こちら